2025/01/12

また秩父へ行ってきた<後編>


 翌日は最寄りの皆野駅まで送迎していただいた。宿泊客は自分以外にいなかった様子で、有難いやら申し訳無いやらです。


 秩父鉄道は、近年までほとんどの駅に駅員さんが配置されていたのですが、いよいよ合理化の波が押し寄せ、PASMO導入と引き換えに、この皆野駅を含む多くの駅が無人化されてしまいました。
 


 ここ秩父鉄道も、いまやすっかり東急電車王国だ。これで西武秩父線まで東急車になっちゃうとは…。


 西武秩父から、西武ご自慢の特急ラビューに乗って池袋まで…行かないで、なぜか入間市駅で下車してしまうのである。


 小手指で東急直通の元町・中華街行きに乗り換え、横浜まで…行かないで、小竹向原で下車。


 小竹向原で、相鉄線直通の湘南台行きに乗って(東急のヒカリエ号でした)ゆめが丘で下車。西武秩父から3時間弱。
 なんでこんなルートで帰るんだという話ですが(しかもここからさらに横須賀へ帰るのです)、乗りたかったからとしか言いようが無い。


 ヒカリエ…ソラトスで何か食べて、さらに1時間かけて横須賀へ帰ります。(おわり)

2025/01/07

また秩父へ行ってきた<前編>

 春にも行ったのですが、また秩父へ行ってきました。午前中に仕事を終えて横須賀を出発し、横浜線・八高線を乗り継ぎ、東飯能から西武線に乗車。

 やってきたのは2扉ボックスシートの4000系。日曜午後に秩父へ向かう列車とあって、車内は空いていて、ボックス席をひとり占めです。東武から2扉ボックスシート車が姿を消し、恐らくもうここでしか乗れません(と思ったけど、野岩鉄道にまだ残っていた)。

 しかし、この西武秩父線にも、近いうちにサステナ車両こと東急9000系がやってきてしまう。生まれてから30年以上ずっと、都会を一切出たことの無い9000系に、秩父のこの過酷な環境で務まるのでしょうか。まあ務まるのだろうけど。

 途中、レストラン列車の「52席の至福」がとまっていた。この電車も、4000系を改造したもの。一度は乗ってみたいのですが…。


 行き違う上り列車は、赤い電車に白い帯の京急線…のわけはなく、西武秩父線開通55周年車両とのことです。



 西武秩父駅に到着。ここでも55周年を祝う装飾がされていました。駅併設の土産物売り場やフードコートは、観光を終えて東京方面へ帰る人々で混雑していた。


 秩父市内から少し離れた場所にある宿に泊まりました。はああ…秩父のお酒はおいしい。

 ここはワーケーション利用を売りにした施設のようですが、当然私は旅先で仕事などしない(ダメだ)。スタッフの方は常駐しておらず、フロントもリモート。建物自体はさほど新しくなさそうに見えましたが、中はきれいに改装されていて、部屋(個室)も広くて快適でした。
 周りは何もなくて真っ暗だけど、すぐ隣に日帰り温泉があって、食事もできます。日曜の夜とあってけっこう混んでいた。

 そんなわけで、そんな引っ張るほどの内容は無いのですが、翌日は後編へつづく。