2026/10/25

瀬戸内新旧のりもの巡り旅(第1回・乗りたかった下津井電鉄)


  サンライズ瀬戸に乗り込み、横浜駅を後にします。以前より30分ほど出発が早くなった。鉄道マニアとしては、30分多く乗れる!と喜ぶべきところかも知れない。


 児島駅で下車。瀬戸大橋の手前、JR西日本とJR四国の境界駅。この駅で降りるのは初めてです。


 駅を降りると、なぜかたくさん干されている洗濯物…ではなくて、「ジーンズの聖地」ということで、ジーンズが吊るされているのでした。


 駅から歩いて、このあと向かう場所は…ナロゲージ??



 やってきたのはこちらの、1990年まで現役だった、元・下津井電鉄の児島駅です。朝早かったので、シャッターが閉まっていて中には入れず。


 廃線跡が、「風の道」という歩行者・自転車専用道になっています。



 こんなに、架線柱がきっちり遺された廃線跡を見たことが無い。今でも家々の間を縫って、電車がやってきそうだ。犬の散歩をしたり、ランニングしたりしている方が多くいて、地元の人々の公園のようになっているんだなあと思いました。


 児島の街を抜け、上り坂をしばらく上り続け、鷲羽山駅に到着。



 線路跡からちょっと脇にそれて、しばらく上っていくと鷲羽山の山頂に出ます。瀬戸大橋を望む絶景です。





 鷲羽山駅に戻り、今度は下り坂をずっと下って行き、終点の下津井駅に到着。全長6.3㎞、よく歩きました。えらい(足にマメができてしまった(泣))。
 下津井駅では、昔の車両たちが保存されています。下津井みなと電車保存会の皆様が保存活動をしているそうです。ほんとに、こういう活動をしている方々には頭が下がります。そして、現役の時に一度は乗っておきたかったなあ…。


 下津井の港は、静かで穏やかな所でした。




 下津井からバスで児島に戻り、せっかくなので朝は入れなかった旧児島駅舎内に入ってみた。瀬戸大橋開通に合わせて、観光鉄道への脱皮を図った下津井電鉄。その期待も空しく、その後わずか3年弱で廃線になってしまったのでした。

 今回はここまで。次回は瀬戸大橋を渡り、ことでんに乗りに行きます。


2026/08/20

特別企画・過去の動画をいろいろ大公開!?(順次追加)

 過去に細々と(?)ネット上にアップロードした鉄道関係の動画を、ここで一挙公開(と言うほどの物でも無いが…)してしまおうという企画です。FC2動画というサービスを利用しており、画面に広告が表示されるかも知れません(すみません)。では行ってみましょう。


【New】弥生台駅ホームドア試験

 2013年から2014年にかけて、相鉄線弥生台駅に試験的に(最後尾の1両分だけ)設置されていた「昇降式ホームドア」の映像です。3本のバーがするすると上下する動きは見てて面白いんだけど、本採用はされませんでした。停止位置修正シーンも見られます(笑)。


走るパノラマカー

 名古屋へ出張に行った次の日の朝、パノラマカーに乗りに行きました(仕事よりこっちがメイン)。金山駅から乗車し、新名古屋に到着すると両側の扉が開き、一斉に乗り込んだ乗客で降車ホームに押し出されてしまった(泣)。よく京急の乗客を、その慣れた動きから、鉄道マニアは「プロ乗客」と呼ぶが、名鉄の乗客のほうがずっとプロ乗客である。
 犬山近くになってようやく車内は空き、先頭の展望席に座ることができた。あいにくの天気で、短い動画ですが、雰囲気は伝わるかと思います。

SL発車

 千頭駅を出発する大井川鐡道のSL列車(汽笛にびっくり)。撮影当時は千頭駅で機関車の方向転換をせず、後ろ向きで出発していました。2022年の土砂災害以降、この駅を定期列車が発着することはありません。いつの日が再び汽笛の音が聴けるのでしょうか。

相鉄湘南台開業CM(1999年)

 1999年、相鉄いずみ野線のいずみ中央~湘南台間が延伸開業した時のテレビCMです。最後に冒頭だけ入っている番組は、当時テレビ東京で放送されていた『素敵にワイドほっと10』という番組(誰も知らないか)。
 都心直通の際も、相鉄はテレビCMを流したいと考えたそうだけど、アートディレクターを務める水野学さんが、この予算でテレビCMをやっても効果が無いと会社側に説明し、ウェブCM中心に展開したと、何かのインタビューで読みました。結果、相鉄を知らない層にも注目されるCMができたわけで、成功だったと言えるのでしょう。

2026/07/06

流鉄で行こう

  6月は体調を崩してしまい、ひまひま列車旅には行けなかった。はああ~どこかへ行きたい。禁断症状を起こしそうである(泣)。

 そんなわけで、今回は5月に行った近場日帰り旅(というか、お出かけ程度)の写真を載せます。同じバイト先で働いていた知人が、パネルシアターというものをやっているので、それを見に千葉県は流山まで行ってきたのです。

(ちなみにバイト先というのは、S鉄道のY管区…と、もう30年ほど前なので伏せることも無いのですが。とは言え一緒に働いていた期間は無いのです。何で知り合ったかと言うと…長くなるのでこのへんで。)

 横須賀から京急の特急に乗って、三田駅で都営三田線に乗り換え。到着する列車は、はるばる相鉄からやってきたネイビーブルーの21000系電車。しかも国際園芸博のラッピングトレインだ。

 相鉄車が来ることは事前に時刻表で知っていた(列車番号の末尾にGが付くのが相鉄。SはSubwayの東京メトロが既に使っていて、やむなくsaGamiのGにしたらしい)。でも、走り始めたばかりのラッピング車が来るとは知らず、何かクジに当たったような気分だ。


 「相鉄で行こう」ってキャッチコピー、湘南台開業時も使ってたと思うんだよな…。


 大手町で相鉄とお別れ。常磐線直通の千代田線に乗り換えます。やって来たのは小田急の車両だった(写真は無し)。京急→相鉄→小田急と、神奈川県内みたいな乗り継ぎで千葉県まで来ちゃうのだから、何か不思議な感じがする。三田線も千代田線も、昼間から立ち客が出るぐらい混んでいた。





 常磐線の馬橋駅で、流鉄(りゅうてつ)に乗り換え。2両編成のこじんまりした電車で、自動改札はおろか、ICカードも何も使えない。都心からこんなに近いのに、エアポケットのように残ったローカル私鉄だ。

 まだ公演開始まで時間があるので、流山の1つ手前の平和台駅で降りる。JRも大手私鉄もどんどん改札を無人にしているのに、こんなに小さな駅でも駅員さんがいて、列車到着のたびに切符を受け取っている。昔ながらの鉄道が残っていることが嬉しい。

 駅前にあるイトーヨーカドーのフードコートで、遅めの昼食。ヨーカドーがある駅もだいぶ減ってしまった。巨大なイオンモールより落ち着く。


 再び平和台駅に戻り、終点の流山まで乗車。


 駅名標のフォントが、何とも言えず渋いなあ。いつの時代のものなのかな。

 駅舎にも時代を感じる。だいぶ前に一度来たことがある。当時、大河ドラマで『新選組!』をやってて、ここが流山か~と思った記憶があるから(ただ来ただけなんだけど)、もう20年以上前か。それからほとんど変わっていない気がする。

 変わらないのは鉄道マニアとしては嬉しいんだけど、それだけ発展から取り残されてしまったとも言える。特に、つくばエクスプレス(TX)の開業は流鉄にとって圧倒的に打撃だったのだ。


 ええと、公演の場所は…ここで…いいんだよね??

 意を決して中に入ると、あれ、まだ打ち合わせ中…??

 すみません、ちょっと中を見てみます。




 色々なお土産や展示物に目を引かれたけど、一番はこちらのモハ101電車の模型。実車は見たこと無いけど、よくできてるなあ。

 ところで肝心の公演のほうは、観客が自分一人でした(途中で何人か入ってきましたが)。演者との距離が近すぎて、なんかやりづらい(笑)!(いや、それは演者側のセリフだろう)
 今回はたまたま一人だったけど、以前別の場所で見た公演は、子ども連れのお客さんがたくさんいて、逆に「うう、こんな鉄オタ1人で来て場違い感丸出しだ。なんかやりづらい!」と思うぐらいだったのです(結局同じじゃないか)。

 そんなわけで。こちらに、公式ホームページのリンクを貼っときます(ここに貼っても、大した宣伝にならないと思いますが…)。鉄道が好きな子どもたちはきっと喜びます。そして、鉄道が好きな中年(自分)も。↓


 流山駅のホームで、帰りの電車を待つ。JR東海から譲り受けた211系電車が留置されていた。営業運転開始はまだ先の様子だけど、デビューしたらまた来たいと思います。


2026/06/14

財布を忘れて愉快な(笑うしかない)鉄道&バス旅


 4月にあずさに乗って松本へ向かったばかりなのに、5月もまた飽きもせず松本へ向かうのである。今回は、大月まで2階建てグリーン車に乗車。あずさより空いているし、2階席の窓から眺める中央線の車窓は新鮮だ。以前、オール2階建て215系電車を使用した「ホリデー快速ビューやまなし」という列車があったけど、願わくば、2階建てグリーン車を使って復活してほしい…無理か。


 大月では、富士急に乗り換える多数の乗客をかき分け、跨線橋を渡って、すでに停車している松本行きに乗り換え。6両編成で車内はガラガラ。

 昔は東海道線でおなじみだったこの211系、中央線に活躍の場を移してから久しいけれど、最近ついに新型車両への置き換えが発表された。房総地区の例を見ればわかるように、今のようにガラガラの長編成列車を走らせてくれることは無くなるのだろうな…と思う。


 空いている車内では、ロングシートから眺める車窓も悪くないものです。数回ある特急の通過待ちも、ホームに降りていい気分転換(ついでにトイレ休憩も)。




 さて、一気にワープし、松本からバスに乗って鹿教湯(かけゆ)温泉という温泉地にやってきた。名前は聞いたことがあるが、初めて来た。温泉地と言っても、静か…というか寂しいぐらいだ。

 この日の宿は夕食無しだったので、松本で駅弁を買って行こうと思ったのだが、なんと行列(泣)。バスの時間に間に合わないので泣く泣く諦め(相変わらず行程に無理があるのだ)、これは今晩夕食抜きか…つらいなあ…と思っていたら、宿の近くに開いててよかったのコンビニがあって、助かった。カップ麺その他諸々購入(長野まで来て何をしているのか…)。


 翌朝はバスで上田方面へと向かう。宿の朝食、宿泊サイトの口コミで「量がめちゃめちゃ多い!食べきれない!」などと書いてあるのを事前に見て、「いやー多いと言っても、たかが知れてるでしょ、ちょっと盛ってるでしょ」などと高をくくっていたら、ほんとに多かった。なめていてすみませんでした。

 次回泊まる時は、前日にコンビニカップ麺など食べず、お腹ペコペコにして臨もうと思います。


 上田駅行きのバスで、終点の上田駅まで行かず、途中の丸子駅前バス停で下車。駅前と言っても駅は無く、広々した敷地にドラッグストアなどがあるのみ。1969年(昭和44年)まで、ここに上田丸子電鉄の丸子町駅があったとのこと。交差点の信号に「駅前通り」の名前が残っていました。




 丸子町駅跡から10分ほど歩いた所に、ED25 1という電気機関車が静かに保存されていました。


 丸子駅から再びバスに乗り、やってきたのは上田電鉄の下之郷駅。ここと丸子町の間も、かつては鉄道で結ばれていたそうだ。



 上田電鉄別所線の電車に乗って、上田まで。「ピンポーン♪」のチャイムが、昔の東横線を思い出して懐かしいな…(涙)


 終点の上田駅に到着。窓口で別所線グッズでも買おうかな…と、リュックから財布を取りだそうとして、初めて財布が無いことに気づく。慌てて記憶を逆回転し、そういえば、丸子町駅のドラッグストアのトイレで上着を脱いで、財布を置いて…と思い出した(この日の長野県は真夏のように暑かったのです)。


 そんなわけで、バスで40分かけて再び丸子駅へ…(泣)。ほんとにお店の方、ご迷惑おかけしました(無事見つかって良かったです)。


 そんなわけで、時間を大幅にロスしたので、こうなったらさらに時間をかけて帰ろうと(何だそりゃ)、小諸から小海線経由でノロノロ帰ることにします。右側の東海道色の電車がしなの鉄道の軽井沢行き、左側のディーゼルカーが小海線です。



 小海線の車内は学生さんたちでそこそこ混んでいた。途中の小海駅で1時間ほど後続の列車を待って乗り換え。終点の小淵沢駅に着く頃には、外も薄暗くなってきた。ここから再び中央線の普通列車で帰ります。先はまだまだ長いのだ。