2026/05/03

忘れがたき長野の列車


  八王子からあずさに乗って松本へ。「まつもと~、まつもと~」の独特のアナウンスが聴けなくなって寂しい。(…と思ってたら、また聴けるようになったとのニュースが!→『鉄道ファン「感動」 JR松本駅の「まつもとぉ~まつもとぉ〜」が復活』NBS長野放送のTouTubeチャンネルより)

 松本から長野までは、「リゾートビューふるさと」という列車に乗ります。窓が大きくて、座席もゆったりしていて気持ちいい。車内販売もあり、かつての新幹線名物、スジャータのすごく固いアイスを食べました(あずさでも売っていたが、混んでいたので自粛した)。


 運転席の後ろは展望スペースになっていて、日本三大車窓と言われる姨捨駅からの風景や、スイッチバックの様子を眺めることができます。


 長野に着いた。ここから、長電こと長野電鉄の特急に乗車。元JRの成田エクスプレスの車両を使用した、特急「スノーモンキー」です。


 途中の信州中野駅で各駅停車に乗り換え、終点(長電は「終着駅」と言う)の湯田中駅に到着。この日は湯田中で一泊します。


 翌朝、宿の近くにある共同浴場に入る。宿で借りた鍵で鍵を開けるようになっています。浴槽は、熱いお湯が直接入ってくる熱めの槽と、その下流(?)にあるぬるめの槽に分かれている。
 ここは無難にぬるめの方に…と洗面器でかけ湯をしてみると、あついあついあつい!!全然ぬるくない(熱めの方はどんだけ熱いんだ)。他にお客さんがいないのを幸い、そばにあるホースを伸ばし、水でうめつつなんとか入浴しました(温泉好きの方すみません)。


 再び湯田中駅にやってきた。



 この日乗るのは、もと小田急ロマンスカーHiSE車の、特急「ゆけむり」。この車両に乗りたくて、たびたび長野を訪れていると言っても過言ではない。すでに、小田急で乗った回数より、長電で乗った回数の方がずっと多いと思う。


 車内は平日なのにほぼ満席。しかも、乗客の大半…というか9割近く(目測)が外国人客だ。訪れるたびに外国人客が増えている印象で、しかも欧米の人(たぶん)が多いように見える。


 せっかくフリーきっぷを買っていたので、少しでも元をとろうと、長野から各駅停車で2つ折り返し、権堂駅で下車。昭和の雰囲気がそのまま残る、やや薄暗い地下駅だ(これでも、照明がLEDになって以前よりだいぶ明るくなった)。元東急の8500系が、東急時代そのままの轟音を響かせ発車する。


 権堂のアーケード商店街。これはもう日本全国あちこちでそうなのだけど、人通りが少なくて寂しい。


 善光寺まで歩いてさらっと(?)お参りし、



 善光寺下駅。ここも地下駅で、やっぱり薄暗くてさびしい。でも、コンコース壁面に描かれた絵がだいぶ雰囲気を明るくしていた。


 ふたたび各駅停車で2つ戻って、桐原駅。特徴ある三角屋根の駅舎を見に来た。開業当時(大正15年!)のものらしい。むかし、同じ職場で長野出身の人が、自宅最寄りが川中島駅で、ここまで通学していたと話していた(自宅が川中島ってなんかかっこいいな)。


 長野駅に戻ってきた。JRのホームには、特急「しなの」の383系電車がとまっていた。実はまだ乗ったことが無い。しかし、もうすぐ後継車両がデビューするらしい。早く乗っておかないと。


 この日は長野から、飯山線のディーゼルカーにゆらゆら揺られて帰ります。信州の車窓はどこか明るい感じがして好きだ。
 しかし、このあたりから鼻水がとまらなくなり参ってしまった(汚くてすみません)。風邪かと思ったけど、翌日以降は何ともなかった。アレルギー体質では無いのだが…。



 「日本最高積雪地点」の標柱がある森宮野原駅で下車。降りたのは自分一人だった。



 近くにある道の駅にちょっと立ち寄って、この後はバスで越後湯沢へ向かい、新幹線で帰ります。だいぶ前に乗った時は、新潟県内で険しい雪道を走って驚いたけど、この日は春うららか、のんびりしたバス旅です(そして寝るんだけど)。まだ先は長いですが、今日はこのへんで。

2026/04/14

また足尾まで行った男


  東武浅草駅にやってきました。先日、会津の帰りに通ったばかりなのだけど。今回は日帰り旅です。平日の朝7時台、浅草の街はまだ観光客の姿も少なく静かだ。


 乗車するのはこちらのりょうもう号。カルピスとタイアップした「りょうもう『カルピス』EXPRESS」というそうです。


 浅草駅を発車。急カーブを抜けて、桜咲く隅田川を渡り、関東平野を北上します。

 この車両、車歴を辿るとなんと1956年製、走行機器は1971年製とのこと。凄いなあ…。しかし、走りっぷりは安定して静かです(で、例によって睡魔に襲われ寝てしまう)。


 浅草から1時間50分ほど、相老駅に到着。ここでわたらせ渓谷鐡道(左側にちらっと写ってます)に乗り換えます。


 大間々駅に到着。ここから本日のお目当て「トロッコわたらせ渓谷号」に乗ります。まともな写真が撮れなかったので、ホームページで確認してください(すみません)。



 車窓の桜がとてもきれい。トロッコ列車じゃ無いじゃねーか、と言われそうですが、2両のトロッコ客車の前後を普通の客車1両ずつで挟み込む編成で運転されていて、マニアとしてはここは観光客いっぱいのトロッコ客車より、今や貴重な国鉄客車のボックスシートにゆっくり座って旅をしたい、と思ってこちらの切符を買ったのです(そんな奴いないだろと思いきや、ちらほらいた)。

 窓を開け放して、車内販売の駅弁を食べて車窓を眺めていると、気持ちよくなって眠くなってしまう(寝てばかりです)。


 トロッコ客車では、こんな感じでトンネル通過時に天井の電飾が光ります。


 足尾銅山の栄枯盛衰を感じる風景を眺めながら、列車は通洞駅に到着します。

(警笛注意!)

 列車は1つ先の足尾が終点ですが、いったんここで下車し、駅前をぶらぶら。後続の列車で足尾へ向かいます。








 足尾駅は静かな佇まいで、遠くへ来たなあという気持ちになります。いちばん下の写真は、足尾銅山記念館。予約制ということで、今回は外から見たのみ。


 足尾駅前から日光市営バスに乗り(写真は通洞駅前で撮ったもの)、日光駅へ向かいます。途中、旧足尾本山駅(廃線)周辺の風景を眺めることができます。ぜひ写真や動画で紹介したいのですが撮っていない。他所様のブログ等でいい写真がいっぱい出てきますので、各自検索してください(ダメだこりゃ)。

(おまけ写真)下今市の機関庫で整備中のSLとDL

 このあと、日光から東武に乗って帰るのですが、乗車した特急が立ち往生して2時間遅れになったりして散々な目に。まあ、そこまで書くと長くなるので、今回はこのへんで。

2026/03/23

外から只見線を見てみよう


  日・月の1泊2日で旅に出ることにした。久々に只見線に乗ってみたいと思ったのだけど、日曜日は3連休の最終日なので混みそうだ。3時間立ち通しなどとなったらたまらない。

 どうしようかとあれこれ検索し思案するうちに、「奥会津ぶらりバス」というものを見つけた。只見線の撮影スポットなどを巡れるようだ。そんなわけで、今回はいつもの乗り鉄旅と趣向を変えて、撮り鉄バス旅ということにした。

 こちらがそのぶらりバス。会津若松駅すぐ近くのバスターミナルから出発するのだけど、案内の類が全然見当たらない。たくさんいた若者客は、バスタ新宿行きの高速バスに乗って行ってしまった。

 本当にここでいいのか…とウロウロしていると、停まっていたバスの運転手さんに声をかけられた。結局、乗客は私一人で出発。路線バスを一人で貸し切り状態で、なんか申し訳無くなってしまう。


 第一只見川橋梁」を見下ろす有名な撮影スポット近くにある、「道の駅 尾瀬街道みしま宿」にバスは到着。撮影スポットへは斜面に設けられた階段を登っていきます。スポットは3ヶ所あるのですが、1番下はバスツアーのおばさんおじさん軍団で占められていたので、もう1段上にあるスポットへ向かいます。日頃の運動不足が祟って息が上がる(泣)。
 そんなわけで、撮ったのが上の動画。写真じゃないのかよ!と言われそうですが、失敗しそうなのでやめました。


 次に訪れたのが「早戸温泉つるの湯」。川沿いの温泉で、ちょっと秘湯感もあってすごく良かった。心配していた混雑もそれほどでも無かった。
 1時間ほど滞在し、戻ってきたバスに再び乗車。


 「大志集落」をバックに走る只見線の撮影スポット、「かねやまふれあい広場」に到着。バスの運転手さんによると、連休の中日だった前日は、ここの駐車場は撮影に来た人たちで一杯だったそうだ。
 しかしこの日は自分の他に誰もいなかった。やってきた只見線もたった1両。今度は動画では無くて、頑張って(?)写真を撮影した。





 バスは会津若松へ戻るのですが(途中で男性が1人乗車して、乗客は自分含め2名になっていた)、途中の会津柳津で下車。町営の宿泊施設で1泊しました。

https://www.tumblr.com/futachan241/173801192953/%E9%80%9A%E5%B8%B8%E3%81%AE%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%81%AB%E6%88%BB%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%95%B0%E6%97%A5%E7%B5%8C%E3%81%A1%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8C%E5%85%88%E6%97%A5%E8%A1%8C%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%BC%9A%E6%B4%A5%E6%9F%B3%E6%B4%A5%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%93%E3%81%AE%E7%94%BA%E3%81%AB%E6%9D%A5%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AF%EF%BC%93%E5%9B%9E%E7%9B%AE%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%A9%E4%BD%95%E3%81%A8%E3%82%82%E8%A8%80%E3%81%88%E3%81%9A%E5%A5%BD
https://www.tumblr.com/futachan241/173801278318/%E8%B5%A4%E3%81%B9%E3%81%93%E3%81%A8%E7%A6%8F%E6%BA%80%E8%99%9A%E7%A9%BA%E8%94%B5%E8%8F%A9%E8%96%A9%E5%9C%93%E8%94%B5%E5%AF%BA

 この町には以前も来たことがあって、以前撮った写真も載っけときます(↑)





 翌日は、会津柳津駅から只見線で会津若松へ。以前来た時は無人駅だったのですが、小ぎれいなカフェができていました。
 発車時刻まで間も無かったので、持ち帰りのコーヒーを買っただけなのですが、いずれ機会があればまた立ち寄ってみたい。やっぱり駅には人がいたほうがいいですね。

2026/02/03

残してほしい、富山地鉄(その4・最終回)

 (その1は→こちら、その2は→こちら、その3は→こちら

 2023年2月。弟と黒部宇奈月温泉駅で待ち合わせし、地鉄に乗って黒部峡谷鉄道の工場見学ツアーへ行って来ました。冬のトロッコ列車は運休中なので、シーズン中は駅などで働いている職員の方たちも、みな車両整備などの仕事に回っているそうなのだ。


 短区間ではありますが、ディーゼル機関車にけん引された客車に体験乗車もできます。


 トロッコ列車から眺める冬の宇奈月温泉。貴重な体験で、楽しかった。

  再び地鉄に乗って、新魚津まで移動(また肝心の地鉄の写真が無いのかよ! しかし、冬の宇奈月温泉発着の列車は、寂しくなるぐらい空いていた)。弟は魚津で一泊するのですが、私は翌日仕事だったので、その日の北陸新幹線で帰ります。

 せっかく魚津に来たから海の幸を、となるところですが…。私は昔、魚津のビジネスホテルの、寿司屋夕食付きプランを利用したのですが、寿司屋の店主の虫の居所が悪かったのか、単に私のコミュ力ってやつの問題か、店主は「ふーん、電車に乗りに来たの、何が面白れえのか分かんねえけど」と不機嫌に言い放ち、最後は奥に引っ込んでしまい、そのまま二度と出てこなかったのでした(もう寿司の味も感じられなかった)。

 そんなわけで、「寿司はトラウマだから、ダメダメ!」と弟に駄々をこね、ショッピングセンター内にあったモツ焼きの店で夕食(何しに北陸まで来ているのか…)。飲み放題のハイボールがすっかり回ってきたところで、弟から「電車間に合うの?」。

 やばいよやばいよ、今日中に横須賀まで帰れない! 雪道を魚津駅までダッシュ。列車はすでに入線中。あいの風とやま鉄道の駅員さんが私に「乗りますか?」と聞き、車掌さんに合図を送ってくれ、何とか無事、予定の新幹線に接続する列車に乗車。で、ひと安心して、車掌さんに起こされたときはすでに富山駅でした(前の2両は高岡行きだったので、そっちに乗ってたらアウトだった)。

 そんなこんなで、無事帰宅できました。あいの風とやま鉄道の駅員さんと車掌さん、その節はありがとうございました…(恥)。


 どうでもいいことをダラダラと書いてしまった。すみません。

 同じ2023年の5月、今度は立山黒部アルペンルートを利用しました。長野県側の、大糸線信濃大町駅から入ります。



 まだコロナの影響が残っていたのか、日本人観光客の姿は少なく見えた。一方で、台湾など(たぶん)からのツアー客がすごく多い。声が大きくて賑やかなので、体感的に2倍(?)ぐらいの人数に感じる。



 室堂に到着。お目当てはこちら。地鉄が運行する、2階建てオープンカーの「スカイバス」に乗りに来たのです。


 室堂は大勢の観光客で混んでいたけど、せっかくのスカイバスはなぜかガラガラ。でもそのぶん、景色をゆっくり楽しめました。


 立山駅に到着。ここから地鉄に乗って富山へ向かいます。やって来たのは、もと京阪特急のテレビカー


 さすがに真冬と違って、そこそこお客さんも乗っていました。動画内で電車が通過している千垣橋梁は、地鉄有数の撮影名所で、ここを渡る電車の風景写真をよく見かけます。


 そんなこんなで。4回にわたり、富山地鉄とその沿線に関する写真を掲載してきました。魅力ある路線、改めて、やっぱり残してほしい!です。