2023年12月31日日曜日

あけましておめでとうございます


  明けましておめでとうございます。本年も皆様にとって良い一年になりますように。

 写真は辰年にちなんで大船渡線の車体に貼られたステッカー。これを撮るために昨年末に岩手へ行ってまいりました(ひまひまです)。

2023年11月29日水曜日

ライトラインとスペーシアX(後編)

 (前編はこちらです→ ライトラインとスペーシアX(前編)


 バスはライトラインとの乗り換え地点、芳賀町工業団地管理センター前に到着。しかし、バスターミナルが交差点を挟んで、ライトラインの停留所と反対側にあるので、バスが交差点を右折している間に、宇都宮駅行きの電車がやって来てしまいました(泣)。

 この電車はあきらめて、10分ちょっと後の次の電車に乗ることにします。せっかくの新規路線なんだから、対面で乗り換えできるといいんだけど、難しいのかな。


 所要時間40分ほどで、終点の宇都宮駅東口に到着です。ライトライン整備にあわせて再開発され、きれいな駅前になっていました。ライトラインは新しい路線だけあって、乗り心地が良く、睡魔に襲われ何度も意識を失ってしまいました。

(この写真は2021年2月撮影。駅前に昔の路面電車が保存されている)

 宇都宮で1泊し、翌日はJRに乗って日光へ。JR日光線は、外国人観光客で混雑していました(乗客の9割方は外国人じゃないだろうか??)。

 途中、地元の小学生たちが引率の先生と一緒に乗車。降りる時に、外国人の皆さんに「バイバ~イ」と挨拶していて、車内が急に和やかな雰囲気になっていました。



 いよいよ、お目当てのスペーシアXに乗車! 実はすでに一度乗車していて、その時はスタンダードシートだったのですが、今回は念願のプレミアムシートです。

 そして、前回は残念ながらゲットできなかった、カフェのオンライン整理券にダメもとで再挑戦! そして、見事(?)獲得に成功しました。

 なに食べようかな~、おすすめのバターサンドにしようかな~と期待が膨らみます。予約時間になってカフェへ向かうと、バターサンドはまさかの売り切れ。2次予選で敗退したような感じだ(泣)。

 そんなわけで、代わりに買った一口羊羹を、コーヒー飲みつつちびちび食べたのでした。カフェを利用したければ、やっぱりコックピットラウンジにご乗車くださいと言うことか。


 スペーシアX、気合いの入った意欲作だとは思いますが、気になったのは、トイレが少ない! 先代スペーシアは6両編成中3ヶ所にトイレがあったのに、スペーシアXは2ヶ所に減っています。洗面所に至ってはわずか1ヶ所。いろいろ盛り込み過ぎて、スペースが無くなってしまったのかな…。


 こちらは先代のスペーシア。車内に入ると、あちこち老朽化が否めないのですが、それでも大きな窓にがっしりした座席、バブル期の豪華さを感じることができます。コロナ禍で営業終了となってしまったのですが、車内にはビュッフェもあって(予約不要!)、生ビールも注文することができました。

 スペーシアにも、まだまだ元気に走り続けてほしいなあ。

(この写真は2023年1月撮影)

 そんなこんなで、終点の浅草に到着。ここから都営浅草線に乗って横須賀へと帰ります。

 都営の浅草駅は階段だらけの、バリアフリーならぬバリアフル駅。外国人観光客たちが、大きなキャリーバッグを持って上り下りしています。こんな状態で、たくさんのオリンピック客を迎えていたら大変だったろうなあ…と思ってしまいます。

 右手にキャリーバッグ、左手に手すりを握って、恐る恐る階段を下っていた外国人女性。地元っぽい青年がすっと近づいて一緒に持ち、下りきったところでさっと立ち去って行きました。こういうふうに自然に手伝える人になりたい(自分が手伝うと、非力過ぎてバッグごと転落してしまいそうですが…)。

2023年11月28日火曜日

ライトラインとスペーシアX(前編)

  宇都宮に新しくできたLRT「ライトライン」と、東武鉄道の新型特急「スペーシアX」に乗ってきました。乗ったのは残暑というか激しい猛暑だった9月。8月31日に泣きながら7月21日の絵日記を書いたあの頃のように、今さら記憶を遡って書くことにします。


 秋葉原からつくばエクスプレスと、関東鉄道常総線を乗り継いで、下館駅に到着。何でそんな経路で行くの?と言われそうですが、そこに鉄路があるからとしか答えようが無いのです。


 下館からは真岡鉄道に乗車。この日は平日なので、名物のSL列車はお休み。1両のディーゼルカーに乗って、真岡駅まで。


 SLを模した真岡駅舎。でかい!


 真岡駅で「SLキューロク館」を見学した後、再び真岡線に乗って、市塙駅へ移動。


 ここからJRバスに乗り換え…ん、国鉄??


 側面にはつばめのマークも!


 せっかくなので途中の道の駅で下車し、日帰り温泉に入浴。しかし暑い暑い。汗が全然ひかず、せっかく温泉に入っても汗まみれです。そして、ここからお目当てのライトラインとの乗り換え駅まで向かいます。

 …そんなわけで、目的地への移動だけで前半を費やしてしまった。後編へ続きます。(つづく)

2023年11月11日土曜日

客車列車に揺られて

  今まで、別の所で「ひまひま日記」というものをダラダラと、まあ飽きもせず20年近く書き続けてきたのですが、今回から気分一新、リニューアルして再開することにしました。

 内容は、鉄道ネタとテレビネタ(ほとんど朝ドラ)が約9割。日記を名乗っていますが、月1~2回ペースの更新です(ダメだ)。どうぞよろしくお願いいたします。


 1回目はさっそく鉄道ネタで。先月、静岡県の大井川鐡道で、機関車に牽引される「普通客車列車」が運転されたので、乗ってきました(ひまひまです)。


 東海道本線の普通列車を乗り継いで、始発駅の金谷駅に到着。ホームにはすでに客車列車が入線していました。前後にもと西武鉄道の電気機関車を連結しての、客車3両編成です。
 今回、「川根温泉ふれあいの泉クーポン」という電子クーポンを利用しました。

 だいぶ前に、金谷駅にヤンキーあがりみたいな若い駅員がいて、フリーパスを買おうとしたら「はあ?今は売ってねえよ。いいからパン買って来いよ」と脅され(若干誇張)、泣きながら普通電車の車窓を眺めた覚えがあるのですが、今回は親切そうな車掌さんにクーポンを見せたら、無事通してもらって一安心。


 車内はこんな感じです。レトロ風じゃなくて、ほんとにレトロ! 3両それぞれ違う客車でした。
 乗客は9割…いや9割9分方、同業者(マニア)の皆さんでした。そりゃーSLやトーマスと違って、電気機関車に牽かれる客車に乗りたがるのは、マニア(自分含む)だけですよね。でも、窓を開けて、秋の風と客車の揺れに身を委ねているうちに、来てよかったなーとすっかり満足してしまいました。


 終点の川根温泉笹間渡駅に到着。ここから先は、自然災害の影響で不通区間となっていて、客車列車はここで折り返します。そのまま折り返す人が多かったですが、私は下車して日帰り温泉へと向かいます。


 大井川を渡る列車を動画撮影。もうだいぶ暗くなって、何だかよくわかんないですね(笑)。
 日帰り温泉の「ふれあいの泉」は、地元のご老人たちを中心にけっこう混んでいました。私は重度の近眼のため、足元がよく見えずに露天風呂でつまづき、岩にぶつけて膝から流血。血を流しながら入浴してたら周りにどん引きされそうなので(そこまで大量出血してないですが)、洗い場のシャワーで膝を流し続けました(情けない…泣)。


 そんなこんなで、帰りの客車列車に乗車します。行きに乗った列車の乗客とだいぶ顔ぶれが被っている。皆さん、フリーパスで何往復もする猛者たちなのでした。外はすっかり暗くなり、夜行列車の雰囲気です。


 楽しかった。また来たいです。運休中の区間も復活できることを願いつつ。

(2023年11月30日追記)
 連結器が外れて、機関車と客車が出発直後に分離する事故が起こってしまったとのこと。怪我人がいなかったのが幸いですが、早期に原因が究明されることを願います。