2025/06/24

過去の鉄道旅を振り返る日記(四国観光列車編・その2)


  前回の続き。アンパンマン列車に乗って、やって来たのは高知県の後免駅。

 ホームには、やなせ先生デザインのキャラクターと、「ごめん駅でごめん」なる詩碑が。

 後免駅から少し歩いた所にある後免中町停留所から、とさでんの路面電車に乗って高知駅へと向かいます。高知駅はさっきの特急列車に乗ればすぐ着くんだけど、やっぱり路面電車に乗りたいのだ。


 そんなわけで、途中のはりまや橋で電車を乗り換えて、高知駅に到着。屋根の上の冷房室外機がものものしい(業務用??)。


 龍馬さん、みなさん、今日はこれで帰ります。さようなら~

「おまん、何しに来よったぜよ!?」(土佐弁テキトーですみません)


 普通列車に乗って香川県へと戻ります。


 特急では通過してしまう新改駅のスイッチバックも体験(鉄道に興味の無い方には、何だこりゃの映像でしょうが…)。




 この日は琴平にある宿に泊まりました。JR四国の、観光列車・フリーきっぷ・宿泊がセットになったパックを利用したのです。

 本当はビジネスホテルみたいな宿に泊まる予定だったのですが、出発数日前にJR四国から、本来泊まる宿が折からのコロナ禍で休業となったため、申し訳ありませんが別のホテルに泊まってくださいと連絡が来た。

 で、変更となったホテルに着いてびっくり、普段の一人旅では絶対泊まらないような大きなホテルだ。部屋には大きな浴室までついている。なんかもう逆に申し訳ありませんという感じだ。コロナが無かったら泊まることは無かっただろう。

 写真は、大浴場の入り口付近に飾ってあった色紙。著名人がずらりと並んでいた。

 そんなわけで、翌日以降はまた次回(このペースでいつ終わるのか)。

2025/06/10

過去の鉄道旅を振り返る日記(四国観光列車編・その1)

  巷では朝ドラ効果とやらで、ちょっとしたアンパンマンブーム…いや、やなせたかしブームのようで、やなせさん関連の書籍があふれているようだ。そんなわけで、ブームに便乗(?)し、今回からしばらく過去の四国旅を掲載します。

 時は2021年夏。横浜駅から寝台特急サンライズに乗って、翌朝に着いたのは高松駅。


 今日のお目当ての電車に乗るまでにまだ時間があるので、ことでんに乗りに高松築港駅にやってきた。電車が到着すると、通勤客が一斉に吐き出されてくる(通勤客の皆様すみません)。地方私鉄でラッシュを見ると頼もしくなる。コンプレッサーの音もレトロで懐かしい(むかし、相鉄の6000系がこの音だった気がする)。


 しかし、わしわしわし…といった感じのセミの音が凄いな。動画を見ているだけで暑くなってきた。



 ことでんにちょっとだけ乗って満足し、高松駅に戻ってきた。さっそく、アンパンマントロッコが止まっていました。今日はこれには乗らず、普通電車で多度津へと移動します。



 多度津駅。初めて下車した。年代物の給水塔の存在感。


 今回のお目当てはこちら。「四国まんなか千年ものがたり」という観光列車に乗車します。


 車内はこんな感じ。乗客の皆さんの姿を見ればわかる通り、時はまだコロナ禍の真っ最中。若干の後ろめたさを持って出かけたのも事実だ。

 テーブルの上はあらかじめこんな風にセッティングされていて、


 電車が発車して、いい頃合いになるとこのように箱に入った食事が配られます。ふだん、電車ばかり撮っていて食べ物はほとんど撮らないのですが、せっかくここまで来たのだから…と1枚撮影。


 食事して、景色を眺めているとすっかり嬉しくなって、やっぱり来てよかったなと思うのでした。



 特急列車は通過する、山間のスイッチバック駅にも停車します。


 すっかり満足して、終点の大歩危駅に到着。続いてすぐに、後ろを追っかけてきた特急列車が到着します。これもアンパンマン列車。JR四国のアンパンマン推しは凄いのだ。これに乗って、高知方面へと向かいます。

 そんなわけで、今回はこれまで。少しずつノロノロと続きを進めてまいります。