2025/10/10

さよならローカル路線バスの旅

 





 つーるし、つーるし、ぴっかーぴっかぴかー♪

 …そんなわけで(すみません)、大月駅から富士急行線の各駅停車に乗り、山梨県の都留市駅にやって来ました。全国にいくつか存在する、「○○市駅」の一つです。
 駅も周辺も、正直、先日訪れた松山市駅に比べるとだいぶさびしい。まあ、県庁所在地と比較してはいけない。それに、都留市の現在の中心駅は、大学があって特急もとまる都留文科大学前駅なのです。

 今日はここから、横浜市の水源地でもある道志村方面へバスで向かいます。と言うのも、このようなニュースを知り(神奈中バス、11路線を27年3月までに廃止 相模原市緑区、住民に衝撃」)、長らく乗っていなかったので久しぶりに、しかも山梨県側から泊まり掛けで行ってみようと思ったのでした。


 バスの車内ではほとんど寝ていたので(すみません)、写真は無し。駅から一緒に乗車していた地元の方らしき年配の女性も降り、車内は自分一人に。運転士さん、マニア乗客だと思ったのか(その通りですが)、いろいろ話しかけてくれました。
 この峠道を3往復乗務すること、この路線を乗務するのは久しぶりだということ、道志村から補助金を受けて路線を維持していること、朝の便は高校生が10人ぐらい乗ってくること…などなど。神奈中の話を振ったら、「そうは言っても神奈中さんは日本一のバス会社だから…」と。どこのバス会社も厳しそうです。

 目的地のバス停に着き、運転士さんに今日の宿泊地への向かい方を尋ねると、「えっ!もう通り過ぎちゃったと思うけど…ここから2キロぐらいかなあ…」とのこと。えええ~(泣)。
 「ごめんなさい、最初に聞いておけばよかった」と謝られましたが、いやいやいや、運転士さんに全く非は無く(当たり前だ)、私が最初から目的地のバス停を思い込みで勘違いしていたのです。ほんとに、こういう間違いが多過ぎるのだ(泣)。

 ちなみに上の写真は、間違えて降りたバス停の近くにある、みなもと体験館という古い学校を利用した施設です。
 ここから2㎞以上の徒歩である。いや、太川さんや蛭子さんが長距離歩いてきた苦労を考えれば…と無理やり自分を納得させて歩く。



 はああ~やっと着いた。今日の宿泊地はこちらの紅椿の湯。日帰り温泉施設なのですが、宿泊施設が併設されています。目の前を道志川が流れる静かな場所で、施設も広くてきれいで気持ちいい。そして、温泉に入って思い出した。ここは以前に日帰りで来たことがあるな…(こんなのばっかりです)。


 翌朝はあいにくの雨模様。再びバスに乗って、神奈川県との県境、月夜野のバス停に到着。なんかロマンチック(?)なバス停名だ。
 右にとまる小さな緑色のバスが、山梨県側の富士急バス。写真中央のおなじみのカラーが、廃止予定の神奈中バス。ここでバスを乗り継ぎ、県境を越えることは近々できなくなるのだ。



 朝食を食べていないので、バス停近くのキャンプ場の売店でお菓子を買い(パン類は無かった)、なんとか空腹を満たす。
 この場所、たしか太川さんと蛭子さんも番組初回あたりで訪れていたなあ。まだ番組の方向性が固まっていない感じで、水遊びしているうちにバスが行ってしまい、やむなく現地で宿泊…という、いかにも予定調和的な流れだった。
 全国各地の路線バスが無くなり、路線バス乗り継ぎの旅などもはや成立しなくなる日も近いかも知れない。

 月夜野からの神奈中バスは、狭い山道や集落の中の道を走り続け(運転士さんは大変そうだ)、三ヶ木(みかげ)のバスターミナルに到着。ここから乗り継ぐ橋本駅行きのバスは、今までのローカルバスとはうって変わって、バス停に停まるたびに乗客が乗り込み、橋本駅に着く頃には立ち客多数の状態でした。

 ちょうどこの日(2025年10月1日)に、バスの後継となる乗り合いタクシー実証実験を行っていたことを、帰宅後のニュースで知った神奈中バスの11路線廃止地域 相模原市が乗り合いタクシー実証開始」)。これから1年半でバスを徐々に減便し、乗り合いタクシーにシフトしていくとのこと。どうなるんだろう。

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